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【エンジニアのお話編】日本最大級の登山コミュニティーYAMAPを運営する「ヤマップ」を訪問

【エンジニアのお話編】日本最大級の登山コミュニティーYAMAPを運営する「ヤマップ」を訪問

少し前に(2018.01.23)、登山コミュニティーYAMAPを運営する株式会社ヤマップさんを訪問して来ました!

今回はその記事の後編になります。

前編:日本最大級の登山コミュニティーYAMAPを運営する「ヤマップ」を訪問

※以下、サービス名の表記は「YAMAP」、社名の表記は「ヤマップ」としています。

# 今回話をしてくれた方々

田渕さん
ヤマップのAndroidエンジニア
2015年入社の元ホテルマン
落ち着いたトーンで喋る一児のパパ
大塩さん
ヤマップのiOSエンジニア
2017年入社の高専(電気専攻)出身エンジニア
天気・地理が好きなちょっと変わった人

 

入社の経緯を教えてください

田渕さん

私は今27才なんですが、元々2年くらいホテルマンをしてました。

当時Androidのアプリが流行って来ている頃だったので勉強して、前職のIT会社に入社し、そこでは2年くらい働いてました。

ですが、運が悪いのか今まで働いた会社は人間関係が辛かったり、精神的・体力的に辛かったんですね。

それで色々とやられてしまい、転職しようと考えました。

たまたまヤマップの募集を見つけて、受けてみようと思ったのが入社のきっかけですね。

ヤマップを選んだ理由は、当時ベンチャー企業に憧れていたというのもあります。「ベンチャー企業=縛られない」というイメージがあったので。

あと、募集ページの写真に犬が写ってたんですね。その犬は代表の春山が飼っているハナちゃんっていうパグなんですが、「この犬がうちの社長です。」っていう説明が載っていたんですね。

それを見て「ユーモアがある会社だな」と思ったのと、犬が好きだったことも面接を受けようと思った要因ですね。

犬が普通にいる会社ってなかなか無いじゃないですか?

大塩さん

代表の春山がたまに会社に犬を連れてくるというのはヤマップの変わったポイントの1つですね。社内を犬が走り回ったりしてるので、職場の空気が和やかになるんですね。

筆者(take2)

前職で人間関係や精神・体力的に辛い部分があったこともあり、自由を求めたわけですね。

犬がいる職場というのも良いですね!私も犬が好きなので憧れます!

ちなみに転職される際「ベンチャー=どこか辛い部分がある」っていうイメージはなかったんですか?

田渕さん

「自分が働いている会社を嫌だと思うか、思わないか」というポイントですが、「好きな目標に向かって良いサービスを作ろう」という風に信念を持っているのであれば、本人はそうは感じにくいと思います。

そういう意味では前の会社では、よくわからない受注の案件が降って来て、「なんで?なんでここ、こうせなあかんの?」というのがあったんですよ。

筆者(take2)

自分がやりたいようにできたり、不満点を潰しながら仕事ができるというのは働きやすさという点でポイントが高いですよね。

大塩さんはどういった経緯で入社されたんですか?

大塩さん

私は今24才で、地元静岡の高専を卒業したんですね。

卒業後、東京で就職して1年くらいした時に、登山が趣味になったんです。

その時にYAMAPは存在していたので、ヤマップのことも知ってましたが、すぐには転職することはなく、しばらくは東京で仕事をしながら、趣味で登山をしていました。

それから2年くらい経って、「趣味の登山を仕事に繋げていきたい」という思いが強くなり、そういう事ができる会社が無いかと調べて、すぐにヤマップを選びました。

結果、福岡にはえんもゆかり無いんですが、来てしまいました。

田渕さん

大塩が社内でも一番のガチ登山家ですね。

大塩さん

最近そうでも無くなってきましたよ(笑)

後から入ったメンバーで、最近でも頻度高く登っている人もいるので。

筆者(take2)

それでは、元々登山をする人で入社されるケースは多くはないんですか?

大塩さん

そうですね。毎週登るほどの人は少数派ですね。

私が最初にヤマップと面談したタイミングで一番驚いたのが、当時の社員全員が意外と山に登っていないというところですね。

ガチで山に登っている人が多いと、「仕事だけじゃなく、山の面でも置いていかれるな」と心配していたら、そんなことはありませんでした。

田渕さん

いきなり先頭を走ってましたね(笑)

先日取材されたというウミーベさんはどんな感じでしたか?

筆者(take2)

ウミーベさんのエンジニアの方は、どちかというと「釣り」よりも「会社で扱ってる技術やデータ」に興味があって入社されたケースが多いという印象を受けましたね。そういう意味では田渕さんに近いイメージがあります。

エンジニアの方は技術が好きで、入社された方が多いですか?

参考:【エンジニアのお話編】ITで釣りを釣りを、優しくする「ウミーベ」さんを訪問

大塩さん

割と周りのエンジニアを見てると技術目的のエンジニアが多い気がしますね。

ただ。私はどちらかと言うと、そんなに技術は好きじゃ無いタイプなんですよ(笑)

高専では情報系ではなく電気を専攻していて、就職のタイミングで電気も好きじゃ無い事に気づきました。

そう考えると根は理系じゃ無いかもしれないですね(笑)

就職で東京で働き始めて、初めてちゃんと情報系の領域に取り組み始めたので、エンジニアとしての暦は浅いです。

どちらかというと、技術に貪欲というわけでもなく、コードは仕事として割り切って書くタイプの人間だと思います。

 

担当するサービスについて

筆者(take2)

エンジニアの業務はサービス単位で担当者をアサインされる感じなのでしょうか?

それともiOSやAndroidなど各自の専門分野が関わる各サービスを包括的に見る感じでしょうか?

田渕さん

専門分野が関わるサービスを包括的に見ていますね。

筆者(take2)

複数のアプリが存在する中で、包括的に見るのって大変じゃないですか?

アプリごとに設計は違うでしょうし、類似してるけど微妙に違うクラスがあったりで頭の切り替えとかする必要はありませんか?

大塩さん

正直、そういうのが面倒臭いというのはあります。

サービスとしてのボリュームはYAMAP本体に寄っているので、YAMAP-Gears、YAMAP-Eventsの今後の在り方については何度か議論になったりはしていますね。

 

現在の採用方法

筆者(take2)

採用って今はしてるんですか?

会社のWEBを拝見した所、採用系のページが見当たらなかったんですが。

田渕さん

採用はWantedlyで募集をかけていますね。

https://www.wantedly.com/companies/yamap

筆者(take2)

なるほど。自社のページでは行なっていないんですね。

インターンは募集されていないんですか?

大塩さん

インターンは募集していないと思います。

中途での即戦力の採用に力を入れている状態ですね。

筆者(take2)

そうですよね。

人数規模的にはまだ「育成しまくるぞ!」という風にはならないですよね。

では、どんなエンジニアに入社して欲しいですか?

大塩さん

登山する人(即答)

田渕さん

そうですね。それに関して言えばエンジニアに限らず、登山をする人には来て欲しいですね。

大塩さん

エンジニアに関して言えば、お手柔らかな人が良いですね。

これは完全に偏見なんですが、エンジニアって「相手が理解している前提で説明して来る人」とか結構いるじゃないですか?

「凄く相手のことを気遣ってくれる人」や「こっちが萎縮しないような優しい人」が良いですね。

田渕さん

私は自分より技術力が高いエンジニアに来て欲しいですね。

良い影響を受けたいし、どんどん吸収したいです。

筆者(take2)

ちなみに、お二人はAndroidエンジニア、iOSエンジニアということですが、お互い専門外のiOS、Androidをやろうとは思われないんですか?

アプリ同士ならWEBをやるよりも近いのかな?と思ったんですが。

田渕さん

言われてみれば、あまりやろうと思ってなかったですね。

大塩さん

私はAndroidアプリ未経験なんですけど、実はAndroidアプリはやってみたいですね。

今後のキャリアというのはちゃんとは考えていないんですけど、アプリエンジニアとしては両方できるというのは強いと思うので、両方やりたいですね。

ただ、既にAndroid側で実装済みの機能をiOSに移設しようとなった時、何をやっているか解らなくてハードルを感じる時がありますね。

そういうこともあって、Androidアプリをやりたいと思う時がありますね。両方見れればそういう時にもスピードアップできると思いますし。

ただ、そこでハードルを感じるくらいには、iOSとAndroidに違いはあると思います。

筆者(take2)

私はAndroidの4.1くらいが主流の時にアプリを初めて作ることになったんですが、「ライフサイクルって何?」という風になりましたね。

そういうアプリの独自の概念を知ってる前提でもiOSとAndroidの間には障壁があるんですね。

使っている技術や開発業務について教えてください

大塩さん

今、動いているiOS版のアプリのはObjective-Cで書かれたコードですね。

Swiftに移行しようという話が出ていて、別プロジェクトでSwiftのコードの準備はしています。

田渕さん

AndroidアプリはJavaですね。

Kotlinも一部使用していますが、ほぼJavaですね。

大塩さん

実装自体は特殊なことはせず、ベーシックな実装しかしていないので、誰でもソースをみれば判るようにはなっています。

そうすることで学習コストが低いというメリットも出ます。

[補足]

後日、アプリ以外の部分で使っている技術について教えていただきました。

## Webアプリ

現行:RailsライクRubyフレームワーク、jQuery

リニューアル後:Nuxt.js、Vue.js

## サーバ

現行: Ruby/Railsライクなフレームワーク, Elixir/Phoenix, EC2, PostgreSQL, S3, CloudFront, Elasticsearch, Kibana, Fluentd, Mackerel

リニューアル後 :Ruby/Rails, Elixir/Phoenix, ECS, PostgreSQL, Redis, S3, CloudFront, Elasticsearch, Kibana, CloudWatch Logs, Datadog

 

使っているツールや仕組みはありますか?

大塩さん

githubはコードの管理で利用していますね。

issueなどの管理はヌーラボさんのBacklogを利用しています。

Backlog:https://www.backlog.jp/

 

あとはコミュニケーションツールとしてSlackを利用し、社内WikiとしてKibelaを利用しています。

Slack:https://slack.com/intl/ja-jp

Kibela:https://kibe.la/ja

Kibelaは普通のWikiとは異なり、Wikiという機能とBlogという機能があります。

Wikiはミーティングの議事録を取るといった業務的なことに使うのに対し、Blogの方は皆自由に「山について思うこと」とか書いたりして意見を言い合える場になっているのが面白いですね。

Kibelaを導入したのはこの半年とかなんですが、Kibelaを導入してからメンバーが思いの内を整理して残したり、アウトプットし他のメンバーがそれを見て意見を残すということが活発に行われるようになったので良かったですね。

 

最近触ったり勉強したりしてる技術について教えてください。

田渕さん

最近子供が産まれたので、そのタイミングで勉強する機会は減ってしまいましたね。

ちょっと前とかはPythonでのデータ分析とかは勉強していました。

最近もYAMAPの問題点をデータ分析の観点から見るチームが社内で発足されたので、その中で自分が勉強した内容と実際のデータを組み合わせて分析するという取り組みは進めています。

大塩さん

恥ずかしながら一切して無いですね。

やりたいなと思うことは色々あるんです。

例えばさっきのAndroidとか、気象庁が気温とか積雪のデータとか貯めてるじゃないですか?

アレのUIが古いのでアプリ化して見やすくしたり、インタラクティブな機能を追加したりしたいというのがあります。

あと、完全に自分の趣味の話なんですが、気象データが結構熱いんですよ。

現地の天気がどうなってるのかが凄く好きで、現地のWEBカメラを見れるサイトとかのリンクをiPhoneのホーム画面に置いて、「あそこ今どうなってるのかな?」と見たりしますね。

土地が好きで、日本も47都道府県全て行って、北海道のここが好きとか、青森のここが好きみたいなのがあるので、ライブカメラで追いかけたりしてしまいますね。

筆者(take2)

今まで聞いたことが無い趣味ですね(笑)

その若さで47都道府県制覇しているというのも衝撃的ですね。

よく見る技術系のサイトとかを教えてください。

田渕さん

twitterだと深津さんですね。

https://twitter.com/fladdict

Android系だと「こにふぁーさん(@konifar)」という手書きのドラえもんのアイコンの人ですね。

https://twitter.com/konifar

データ分析系だとGunosyさんのデータ分析ブログも見ますね。

http://data.gunosy.io/

 

大塩さん

そういうの全然見ない…

プライベートで開発をしていないという時点で察していただけると思うんですけど(笑)

twitterもフォローしているのは気象・天気のことばかりですね。

技術のことだとTechCrunchのような読み物系の中でも、仕事に直結するものよりテクノロジー系のニュースになっちゃいますね。

TechCrunch:http://jp.techcrunch.com/

あとは登山業界の問題点とか、新しいサービスや概念が判るので、山関係のニュースはチェックしてますね。

ヤマップでの新サービスの刺激になります。

ヤマケイオンライン:https://www.yamakei-online.com/

まとめ

よく社員紹介のページでiOSエンジニアとAndroidエンジニアを分けて書いてるケースが多く、なぜだろうと疑問に思っていたのですが、思ったよりも障壁があるようなのが驚きでした。

また、最近のインタビューを通じて、意外と「このサービスの開発がしたい!!」という理由での就職するエンジニアって少ないんだなぁ〜というのが驚きでした。というか大塩さんが初でした。

こちらの記事を読まれて良いなと感じられた方は、ぜひ自社の参考にするか、転職などのご参考にしていただけると幸いです。

田渕さん、大塩さん、お忙しい中、ご対応ありがとうございました!


取材日:2018.01.23

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