勉強会で知り合った後に注意したいこと
今月、主催イベントの新シリーズを開始するにあたってこの1年を軽く振り返ってみる企画part3です。
主催予定のイベントのサイトはこちら
FukuokaゆるっとIT交流会(https://yurutto.tech)
ご注意事項
筆者はフリーランスのWEB系エンジニアです。
2017年の2月から約50本の勉強会系のイベントに参加しています。
また、個人でイベントを主催する比較的変わった人間だと思います。
あと私はエンジニアをずっとやって来ているので、営業的なテクニックとかは特にありません。
その辺を踏まえた上でお楽しみください。
まずは自分で動く
結局のところ、名刺を交換しただけでは人間関係は形成されません。
あくまで「知り合うきっかけ」でしかありません。
知り合った後に自分で行動する事が大切です。
WEBサイトやサービスも作って公開しただけじゃ人は来ないじゃ無いですか?
人間関係も自分で運営してナンボだと思います。
マメな人はSNSなどでフォロー等してくれますが、基本的にこちらから動かないと繋がりはできません。
せっかくボタン一つで繋がれる世界になったのだから活用していきましょう!
twitterの相互フォローはその場で
なぜその場かと言うと、twitterだと後からフォローされると誰か判らないんですよ…
私もFacebookでは相互フォローになってるけど、twitterは相互じゃないパターンがチラホラ
あとはtwitterでは相手をフォローした上でコメントして、相互で繋がっているつもりになっていても「実はフォローされていない」的なこともありますね。
でも、自分から「フォローしてくださいよ…」と言うのも嫌だなぁっていう…
エンジニアの方はtwitterをメインで見てFacebookはそこまで…な人がチラホラいるので要注意です。
Facebookの友達申請は帰ってからでも良いけど、その場でやるが吉
こっちはFacebookの画像が当人の写真だったらOKですが、いくつか注意点があります。
- 同性同名の人物がいて画像が本人以外(お子さんの写真など)だと、友達申請を送りづらい
- 名前が漢字じゃなくアルファベット表記になっていて検索しても出てこない
- 「後でやろう」と思い忘れる
特に一番最後は昔よくやらかしました。
そして結局未だに申請送れずじまい…
ほんと交換してくださった方ゴメンなさい…
あとアイコンがお子さんや動物の写真も判りづらい。
そんな時は共通の知り合いで頑張って目星をつけてアタックする感じですね。
ただ、帰宅以降に友達申請をするメリットもあると思います。
それは相手との接触回数が2回に増えることですね。
会場で友達申請をしてもすぐに記憶に埋もれてしまう可能性があります。
保障はできませんが、イベント翌日などに再度申請すると、接触回数が増えるので印象がほんの少しだけ残る…かもしれません。
SNSアカウントでの発信は適切な内容を適切な頻度で
SNSは基本的に自由なものです。
法律的にアウトだったり、モラル的にアウトな事を除いて色んな発言ができる場です。
でも、勉強会で作った人との繋がりを大切にする場合は、『自分のブランディング』と『繋がる相手』を考えて、適切に投稿すべきだとは思います。
「プライベートな内容を投稿してはいけない」というわけではなく、「意味のない内容を連投する」のはアウトだと思います。
これをやり続けると、相手からは『この人は意味不明なキ○ガイな上に、気持ち悪いわ…』と思われかねません。
世の中にはそういう発言をSNS上でしても自然に人に好かれることができる人もいますが、残念あがら私ははそういうタイプじゃないので…
ですのでSNSを通じて「自分が相手にどう見られたいか」は考えて投稿した方が無難です。
SNSでの投稿で自然に相手との接触回数を増やすことは相手に自分を知ってもらう大切な機会だと思います。
私の場合は「イベント企画してる」、「今何か作ってる」、「仕事が一段落した」などです。
技術のことはあまり得意では無いので少なめですね。
他にも「自分が何が好きか」、「こんな体験をした」、「日常で起きた残念なこと」みたいなのを混ぜておくと、相手の中で「自分のキャラクター像」ができてくるので、次に会った時の話題の切っ掛けになるかもしれません。
適度に仕込んで行きましょう。
相手の投稿にも適度に反応して交流しましょう
また、自分が一方的に発言するのではなく、興味がある範囲で良いので相手の投稿にコメントをしましょう。
私自身、SNSの「いいねの強制感」があまり好きではなく、SNSの利用を避けてきました。
でも、自分が「良いなと思ったことには素直に反応する」のはとても大切なことだと思います。
大人になると色々としがらみが出て、無意識のうちに「嫌だと思うこと」や「良いと思うこと」にワンクッションの「建前」を置いて話しがちです。
そういう自分でも気づかないうちに気付きづらくなっている部分に気付けると思います。
シリーズ物のイベントは通えるなら通う
これも地味に重要です。
色んなイベントに行っていると必ず存在するのが「常連」と呼べる、よく来てる方々。
相手が「生理的に無理…」や「このイベント興味なさすぎ」といったことが無いのであれば、「会う機会」を自然に多くすることができる貴重な相手になります。
主催者や常連を一人でも押さえて行くと、界隈の人と少しずつ仲良くなって行けると思います。
イベントの登壇をお願いする
これはイベント主催者特権みたいなところがあります。
自分の主催イベントへの登壇をお願いしたり、イベントの協力をお願いすることで、繋がりを補強できます。
相手のイベントの運営に協力したり登壇したりするのも良いですね。
また、イベントの開催は「自分が聞きたい情報を聞ける」というお得さがあります。
過去に主催として関わった「俺の話を聞け!!LT大会 #5 – IT怪談編」
これは夏に夏っぽい事したい。あと、IT業界で働く人が体験した「肝が冷えた話」を聞いてみたいと思い企画したものです。
LT系のイベントを主催に関わったのは初めてでしたが、登壇をお願いした方々が快く承諾してくださったので、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
メールは少し重たいかも?
ごく稀に交換した名刺のメールアドレスにメールをいただける事があります。
私は送った事がないのですが、受け取った感想としては「律儀な人だな」、「少し固いかな?」と行った感じでしょうか。
相手にもよりますが、やはりメールだとお互い文面が固くなりがちですね。
仲良くなるという意味ではSNS系のメッセージくらいの手軽さはありがたいです。
ただ営業など慎重な関係性を気付きたい場合はメールでのフォローは大事かもしれません。
解らないことを聞いてみるのは△?
これは良いか悪いか判断が難しいところですね。
基本的に答えてはくれると思いますが、一度答えてくれたからと言って質問し続けるのは相手に迷惑をかける事になりえます。
イベント中などの会話として質問をするのは良いと思いますが、メッセージ等で質問する場合は内容が適切かを考えてからしましょう。
ちなみに私は過去に「オブジェクトストレージ上のファイルをcurlでどうしても削除できない」という問題にぶち当たり、半年寝かせた末、相談して30分で解決しました。
半年分のオブジェクトストレージの利用代金3000円は地味に痛かったです。
食事や飲みに誘ってみるというのはどうなのか?
これは正直判りません。私は普段自分から目的もなく相手を誘ったりするのが苦手な上、お酒もほとんど飲みません。
なので相談事などにかこつけて食事に行くってことが多いです。
お酒好きな人が、飲み友達とか言っているのを見て少し羨ましく思います。
この辺は出来るようになれると良いなぁ…
コツがあるなら是非聞きたいです。
定期的にフォロワーや友達の一覧を見返す
これは地味に大切です。
やはり会わない人の顔と名前って忘れちゃうんですよね。
私は定期的に友達一覧を見返して、少しずつ記憶をたどるようにしています。
ただ、最悪「顔や名前を忘れたって良い」と思います。
忘れた時は「そのくらいの頻度でしか会わない人だった」って事です。
顔を場合は「あー、すみません。どうしても人の顔覚えるのが苦手で〜」って言えば大体どうにでもなります。
名前を忘れた場合でも「あー、すみません。どうしても人の名前を覚えるのが苦手で〜、もう一度お名前頂いても良いですか?」って言えば大体どうにでもなります。
人は忘れる生き物らしいので、素直に忘れたことを認めて前向きにいきましょう!
最後に
私はフリーランスで生計を立てるので、この辺の発信をそこそこ適切にやらないと、人との繋がりが切れてしまいます。
メールやLINEだったり、日常の会話が得意だと良いのですが、それほどでも無いので…
そのためSNSのアカウントがあるのに活用されていない人は勿体ないなぁ…と思ってしまいます。
(※上記内容は私がSNS活用できているという意味ではありません。下手なりに頑張って思うことになります。今後も精進します。はい。)
言いたいことは以上になります。
イベント後に名刺交換はするもその後は続かないって人の参考になれば幸いです。
基本的にイベント後も自分で動かないと継続的な人間関係は作られません。
「身内ばかりだな」とひがむ前に、ほんの少しだけ行動してみましょう。
まずは1人仲の良い人が出来ると変わってきます。
学校でもまずは前の席や、後ろの席の人と仲良くなってから、少しずつだったじゃないですか?
どこに行っても大体そんなもんです。
ぜひイベントで知り合いを作って、ご自身の幅を広げてみてください!