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【会社のお話編】日本最大級の登山コミュニティーYAMAPを運営する「ヤマップ」を訪問

【会社のお話編】日本最大級の登山コミュニティーYAMAPを運営する「ヤマップ」を訪問

少し前に(2018.01.23)、登山コミュニティーYAMAPを運営する株式会社ヤマップさんを訪問して来ました!

オフィスの場所は?

空港線の中洲川端駅を降りて、博多座から東へ300m弱ほど行くと、キンコーズが入ったビルが見えてきます。

そのビルの6階にヤマップさんのオフィスがあります。

入居一覧

※以下、サービス名の表記は「YAMAP」、社名の表記は「ヤマップ」としています。

今回話をしてくれた方々

田渕さん
ヤマップのAndroidエンジニア
2015年入社の元ホテルマン
落ち着いたトーンで喋る一児のパパ
大塩さん
ヤマップのiOSエンジニア
2017年入社の高専(電気専攻)出身エンジニア
天気・地理が好きなちょっと変わった人

 

ヤマップのサービス

YAMAP

携帯の電波が届かなくてもスマホで現在地が確認できるスマートフォンアプリ。

登山・アウトドアユーザーが集う日本最大級のコミュニティ・プラットフォームも兼ね備えている。

サイト:https://yamap.co.jp

iOSアプリ:https://itunes.apple.com/jp/app//id558780450?mt=8

Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yamap&hl=ja

 

YAMAP-Gears

登山・アウトドア用品のレビューアプリ。

ステキな登山・アウトドア用品が見つかる。

iOSアプリ:https://itunes.apple.com/jp/app/yamap-gears/id962634640?mt=8

Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yamap.gears&hl=ja

 

YAMAP-Events

登山・アウトドアのイベントが簡単に企画できるアプリ。

iOSアプリ:https://itunes.apple.com/jp/app/id1126225117?mt=8

Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yamap.events&hl=ja

 

YAMAP アウトドア保険

スマホから、ワンコイン500円で簡単に入れるアウトドア保険。

サイト:https://yamap.co.jp/insurance

 

.HYAKKEI

「暮らしと自然を楽しむ」をテーマにした、ライフスタイルメディア。

サイト:https://hyakkei.me/

 

ヤマップって何の会社ですか?

大塩さん

ヤマップは大きいところで言うと、登山に限らず「山という自然」と「現代社会」をITで繋ぐ立場にある会社だと思います。

現代人は都会に暮らすことで自然と離れてしまっていますが、人間は元来自然の中で育まれた生き物なので、山に行くと本能的に癒しを得られるのだと思います。

その原点を人々に気づかせて、山に行くきっかけを与える方法の1つとして、YAMAPを提供しています。

 

結構、山に登られます?

大塩さん

私は割と登る方だと思います。

私の場合は時期と気分によりますが、メインシーズンである夏になると1ヶ月に2、3回登ります。

ただ、山にも色々な標高のものがあるので、夏は暑すぎて行かないという人もいます。

1000mくらいの標高の山だと夏は暑いので、春や秋をメインに登られる方がいますね。

逆に、長野県などは日本アルプスなど3000m級の山が存在し、山の上の方は涼しいので夏にも登られます。

社内には登る人もいれば、プライベートでは全然登らない人もいますね。

田渕さん

私はプライベートではあまり登りません。(笑)

社内では月に1回、「定例登山」があり、今月登山に行く人、来月登山に行く人という風ににメンバーを半分に割って山に登りに行くのですが、その時に登るくらいですね。

どうしても家族がいると、休日に登山に行くのは厳しくなります。

 

独自な文化といえば?

大塩さん

先に田渕が述べた「定例登山」ですね。

登山のサービスを作っている以上、サービスの提供者である我々が「1番のユーザー」でなければならないという想いが根底にあり、「定例登山」を行なっています。

実際に山に登りYAMAPを利用し新たな発見を持ち帰り、見やすさの問題や細かいUIの改善などに役立てています。

田渕さん

あとは、ベンチャーらしからず「定時退社」できることですかね。

代表の春山の思想で「仕事はスポーツと一緒」という所があります。

「例えばサッカーの試合では90分という限られた時間の中で選手1人1人が最大限のパフォーマンスを発揮します。

それと同じで勤務時間内に集中しパフォーマンスを発揮することを重要視しています。それ以外の時間は家族のため、自分のために使って欲しい」と言われています。

ヤマップは17時半が定時なので、それが終われば自分が一番最初に帰っています。(笑)

私の場合、あまり早く帰るので「音速の貴公子」とかたまにイジられてますね。

筆者(take2)

自社サービスを作る企業はついつい頭でっかちになって、実際のユースケースでサービスを使わずにサービスをリリースすることは少なくないと思います。

全社的にユーザー体験を再現しようという試みは素晴らしいですね。

また、IT企業って、ユーザーの問い合わせだったり、リリース期限の関係で、定時に帰れないというイメージがありますよね。私自身サラリーマン時代は残業をガンガンしていました。

それを思うと「定時の17時半にきちんと帰る」文化ができてるのは凄いですよね。

これらは会社の代表の春山さんの方針なのでしょうか?

大塩さん

代表に方針による所が大きいと思いますね。

働いていると、割と稼働時間主義みたいな人もいるじゃないですか?

そういう人が上についてしまうと、どうしても「やる事が無くても会社に残る事が偉い」という文化ができてしまうこともありますよね。

私が東京で勤めていた時は、そういう悪い文化は無かったのですが、割と時間には緩い会社でした。

そのため、ダラダラ仕事をして無駄に遅くまで会社に残っているという人もいたので、自分もそれに飲まれたりはしていましたね。

そういう意味ではヤマップは「17時半までにちゃんと仕事を終えて帰る」文化があるので、自分も自然とそれまでに仕事を終えて帰ろうという意識になりますね。

 

展開しているサービスについて

筆者(take2)

.HYAKKEIは自社メディア的なポジションなんですか?

社員紹介でライターさんっぽい人がいらっしゃらなかったので不思議だったのですが。

大塩さん

.HYAKKEIは3社合同で運用を行なっています。

なのでヤマップだけで制作・運営している訳ではないんですね。

記事を書いたりしているのは、別の会社の方だったりします。

筆者(take2)

YAMAPのサービス運営はどういう風に行われているんですか?

ログを見るであったり、問い合わせの対応だったり。

大塩さん

ログを見るようなシステム的な運営はサーバーエンジニアが担当して見ています。

問い合わせなどはCSが担当しており、CSで対応しきれない内容についてはエンジニアに協力してもらい対応している状態です。

筆者(take2)

では、システムの管理画面などもきちんと作られているんですか?

ベンチャー勤務時代に自社サービスを作っていた時、管理画面は後回しにして、DBを直接いじったり、ログファイルを直接見たりしていたので気になります。

大塩さん

そうですね。その辺もきちんと作っています。

余談なんですが、昔の職場で管理画面を作る仕事をやってたんですが、結構泥臭い仕事なんですよね(笑)

 

まとめ

記事が長くなるので、今回はここまで。

2013年設立の比較的若い会社でありながら、ゆったりとした働き方ができている会社という印象を受けました。

おそらく、この文化を支えているのが代表の春山さんだと思います。

後編ではエンジニアの入社の経緯などについて伺っていきたいと思います。

取材日:2018.01.23

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カテゴリ: 会社訪問

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